永田裕志に学ぶ、英単語There(ゼァ!)の上手な使い方

暦では冬を迎え、いよいよ受験シーズンに突入することでしょう。
大人になると英単語を忘れてしまいがちだが、英単語が溢れかえっている現代社会では知っていることで何かと理解がスムーズに進むことがある。
名詞であれば一つ覚えればいいが、用途によってニュアンスが変わる英単語も存在する。特に英語につまずいてしまう理由の一つて押してthere(ゼァ)の使い方がわかりにくいというところがある。
苦手な英語克服のためthere(ゼァ)の第一人者でもある新日本プロレス永田裕志の使い方を考察して見ましょう。



永田裕志とは

日本人なら7割の人は知っていると言われる第三世代。その一人である永田裕志のことを改めて説明するのも憚られるが、残りの3割の人のために説明するとしよう。
先日、プロデビューから25周年の興行を行った永田、まず思いつくのは白目で腕固めを仕掛ける姿であろうか。そんな永田は元々全日本学生選手権優勝など大学レスリングの王者だった。そして新日本プロレス入団後、UWFインターナショナルとの対抗戦で若手枠として抜擢される。
その後、当時のIWGP連続放映記録樹立などエースとして活躍するも、対総合格闘技で敗戦をしてしまう。そのことでプロレスと総合格闘技を相容れることができない一部のプロレスファンからプロレス人気低迷の戦犯扱いをされてしまうこともあった。

時代の流れから総合格闘技人気が続きプロレス界が低迷する中、なんとか再び話題を提供するためにコミカルなキャラクターを演じることもあり、長く続いた低迷期間でも頑張っていた。

効果的なゼァの使い方

永田の得意なポーズに敬礼があるが、これに合わせて「ゼァ」との掛け声がある。近年では「1、2、3、ゼァッ!」と言って締めるほどである。
しかし、永田のtwitterを見ると敬礼に関係なくゼァが多用されている。おそらくこれには意味がある。

ゼァ=Thereと考えるとしっくりくる。

間投詞としてのゼァ

語尾に使われるゼァは〜ぜ!と思って使われているイメージがあるがこれは間違いである。
例えばよく使われる挨拶の「おはようございますゼァ」の場合、これが〜ぜ!であれば、「おはようございますぜ!」と日本語としておかしい表現となる。

これは、「おはようございます、there!」と考える方が良い。つまりゼァの使われ方は間投詞としての役目になる。
完全に和訳をすると「おはようございます、ほら!」といった形になる。これは「おはようございます」を改めて認知させるために間投詞を使っているわけである。これは以前誰かに挨拶した時に無視された経験があるのかもしれない。

<間投詞での使用例>
皆様是非お買い求め下さいませゼァ。 →意訳:皆様是非お買い求め下さいませ。ほら!(買ってね)

副詞としてのゼァ

副詞としてのゼァでは「そこ」「あそこ」の意味がある。例えばよく使われる「今日も頑張りますぜァ!」は決して「頑張るぜ!」という意味ではない。
副詞としての使われ方になるため、「今日も頑張ります there」となることから「今日も頑張ります、そこで」ということを意味している。このような使われ方をするときは大抵その前にどこにいるかを説明している。

判定するにしても前後の文章を見ながらになるため全体を通して解釈することが必要である。

<副詞での使用例>
これから川崎市民祭りに行ってきます。大阪に負けず、今日も頑張りますゼァ。 →意訳:これから川崎市民祭りに行ってきます。大阪に負けず、今日も頑張ります、そこで。(そこは川崎市民祭りを指す)

上手に英単語を使うために

永田は25年ずっと新日本に在籍し続けている。同期の石澤や大谷が新日本を飛び出す中、中西とともに新日本に残り苦難の時代を戦い続けたのである。
そして、その長い歴史とともにたどり着いたthereは「1・2・3・ゼァ!」にまで進化した。意訳すると「1・2・3・ほら、そこだよ!」となり、「そこ」の部分には各自の強い思いを呼び起こさせているのである。このゼアは間投詞でもあり、副詞でもある究極のゼァで、永田の経験からくる産物であろう。

もし、thereを使う際にここまで使いこなすことができれば一目置かれるであろう。そのためには辛酸を舐めながらも様々な経験を積んで行くことが大切である。

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