[打撃技] ヒップアタック|お尻を強くする、大臀筋を鍛える!効果的なヒップの使い方

プロレス界を代表する技といえばヒップアタックだろうか。ヒップアタックのように簡単に見える技であればあるほど、あまり効かないと思われがちである。
またお尻をフィーチャーした技であることからもどこかしら微笑ましい技でもある。今回はそんなヒップアタックについてどのようなものか、どうすればベストなヒップアタックが使えるかを改めて考察する。




ヒップアタックとは

ヒップアタックとは立っているまたは座っている状態の相手に対してお尻をぶつけてダメージを与える技である。技としてはその場にいる相手にかけるか、カウンターに使うかであるが、稀でコーナーからのダイビングヒップアタックというものがある。
倒れている相手に対してジャンプして飛びのるヒップドロップに比べて使う選手が少ない。というのもヒップドロップは巨漢レスラーや相撲をギミックとして使うレスラーの技としてイメージしやすいからでもある。

柔らかいイメージのあるお尻であるため、衝突の時のダメージも少ないように思われがちだがボディーアタックと同様の効果がある。
ぶつける部位は大臀筋なのだが、大臀筋は筋肉の単一部位ではダントツで量が多い。その大臀筋を鍛えることでインパクト時に大きなダメージを与えることができるのである。

ただランニングなどをして推進力を載せることは難しい技となっていることからカウンターで使われることが多い。

現在のヒップアタックの使い手

では、ヒップアタックから連想される人物といえば、そう越中詩郎と現在では田口隆祐であろうか。

ど演歌ファイター、越中詩郎といえばヒップアタックの第一人者である。もともとは全日本プロレスに入団、三沢光晴とともにメキシコへ渡って海外修行をしていた。全日本プロレスから三沢だけ先に帰国し売り出すことになったため、全日本プロレス退団し新日本プロレスに移籍した。
そこで高田延彦との「名勝負数え歌」(ジュニア版)を繰り広げることとなる。
UWF帰りでキック主体の高田に対してとことん正面から受けるという耐えるプロレスを繰り広げた。越中自身も「イケメンの高田対して泥臭くやっていくしかない、ということでの戦いだった」と言う。

越中のヒップアタックは大きく2パターンあった。立っている相手に決めるジャンピングヒップアタック。もう一つはハーフダウンの相手に対してするヒップアタック(ヒップバット)である。ジャンピングヒップアタックがおそらくヒップアタックのイメージのものであろう。
ハーフダウンの相手に対して行うヒップアタックとは、右に体を捻ることで勢いをつけて相手の頭部に目掛けて大臀筋を与える打撃技である。目立った技ではないがひねりにより勢いがつくことからも確実にダメージを与えることができる。

ジャンピングヒップアタックは入る際にお尻を軽く叩いてアピールをすることがあるが、無防備に後ろを向いて突っ込むところから相手にがっちりキャッチされて後ろに投げられることもある。

現在、一番多く見られるであろうヒップアタックは田口隆祐によるものである。
欠場時に中邑真輔のコメントの影響を受け、独特な路線に次第と変わっていった田口であるが、オーマイ&ガーファンクルの他に使われるようになった技である。
おそらく動きや反撃される時の面白さを考えてのチョイスではなかろうか。

田口のヒップアタックは通常のものは越中と同じであるが、最近のものをアレンジしたものが目立つ。ケツイェやスライディングケツがそうである

ケツイェは中邑のボマイェと同様に相手が片膝付いているところにするヒップアタックである。この他、ギタるやオヤァイ!など中邑の影響を受けている。

スライディングケツは尻餅状態でグロッキーの相手にする低空で飛び込むヒップアタック。テイクドロップキックやPKなどがされやすい状態ではあるがあえてヒップアタックをする技。

効果的なヒップアタックをするために

効果的にヒップアタックをするためには大臀筋を鍛えることが一番である。
大臀筋を鍛えることで硬くて頑丈な筋肉を身につける他、瞬発力をあげることにも繋がる。

<バーベルスクワット>

1.肩幅の3倍ほど足幅を広くとる
2.肩甲骨のあたりにバーベルを担ぐ
3.かかと重心でしゃがんでいく
4.大殿筋の収縮を感じながら上げていく

注意点はしっかりと背筋を伸ばしたまま行うこと。膝の靭帯を傷めないためにも膝を開きながらしゃがみ、膝を開きながら立ち上がること。

<ヒップリフト>

しっかりとセットポジションを構える
お尻をグッと天井に突き上げるように上げる
膝とお腹が一直線になったら、一度停止する
大臀筋の伸張を感じながら、ゆっくりと腰を落としていく
お尻の上下運動を10~15回ほど行う

<ダンベルランジ>

両手にダンベルを持ち、肩幅くらいのスタンスで立つ。
片足を前に踏み出し、腰を深く降ろす。
足を元の位置に戻す。

注意点としては腰を下ろす時に重心を真ん中にする。上体は常に起こした状態で胸を張り、背中を丸めない。

効果的にお尻を鍛えることで、ヒップアタックのダメージを最大限に引き出すことができるだろう。
ヒップは一日にしてならず。千里の道も一歩から。繰り返しヒップアタックの基礎力を高めたのち、ケツイェなどアレンジ版に取り組むと良いだろう。

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