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テッド・デビアスに学ぶ、明日にでも使える億万長者の振る舞い方

ある日、気づいたら億万長者になっていた。しかし、自分が億万長者だと自覚するとどのような行動をとっていいかわからなくなる人がほとんどではなかろうか。そこで今回はいつ億万長者になっても大丈夫なように、ミリオンダラーマンことテッド・デビアスの億万長者の振る舞い方を考察していく。




テッド・デビアスとは

成人の7割は知っているというテッド・デビアスを改めておさらいしてみよう。
テッドデビアスはアメリカ人レスラーで、ファンクスの下でレスラーとしての修行をする。1980年代に全日本プロレスを主戦場としてスタン・ハンセンのパートナーとして活躍。年末に行われる世界最強タッグリーグ戦でも優勝していた。

風貌は口髭、顎髭を蓄え、黒タイツを履いていた。

得意技はフィストドロップ、パワースラム、足4の字固め。拳を構えてジャンプしそのままの体制で拳を当てるフィストドロップは綺麗なフォームだった。
また、パワースラムはフィニッシュホールドとして使われていた。

誰もが夢見るミリオンダラードリーム

デビアスが参戦していた頃の全日本プロレスはジャパンプロレスが新日から移籍していたこともあり、とにかく豪華な時期であった。
ジャンボ鶴田や天龍、そして長州、谷津などがおり、デビアス以外の外国人としてはスタン・ハンセンやザ・ファンクス、リック・マーテルなどがいた。
当時全日本と新日本の間で引き抜き合戦があり、ハンセンのパートナーであるブロディが新日本へ移籍。そこでハンセンのパートナーに抜擢される。
抜擢後も前述の通り、世界最強タッグ優勝などを果たしている。

ある日突然、億万長者になる。それは「父親が急逝して莫大な遺産が入る」というもの。
もちろんギミックではあるが、働く必要がないので暇だからプロレスを行うということでWWF(現WWE)に登場する。

そう、デビアスはミリオンダラーマンになることでWWFのスターの仲間入りを果たしたわけである。

明日にでも使える億万長者の振る舞い方

では突然ミリオンダラー・マンとなったデビアス(もちろんギミック)だが、ミリオンダラー・マンとしてどのように振る舞ったのか。
以下の内容を参考に億万長者の振る舞いを身につけてほしい。

<1. $マーク入りの洋服を着る>

やはり億万長者であることは隠せない。ここは思い切って$マークでアピールした方が良い。テッドデビアスの場合はラメ入りのジャケットに$マークを入れるほか、タイツにも$マークを入れて億万長者ぶりを徹底させている。

<2. 出身を季節ごとにリゾート地にする>

億万長者には別荘地が似合う。季節ごとに別荘地を出身地と設定する。デビアスの場合は、フロリダ州パームビーチ、夏はマサチューセッツ州ハイアニス・ポート、秋はカリフォルニア州ベル・エア、冬はオランダ領アンティルとなっていた。
会話の節々に出身地を入れてさりげなく口にするといいだろう。

<3. 黒人のボディーガードを雇う>

億万長者はいつ狙われるかわからない。そのために黒人ボディーガードを雇う。そして裏切られて抗争になるところまで持っていく。デビアスの場合もバージルという名の黒人のボディーガードを雇っているが、このボディーガードはのちにレッスルマニアに出場しデビアスと対戦している。

<4. 他の人にも100万ドルの夢を見させる>

本当の億万長者は他人にも億万長者の夢を見させるもの。デビアスも例外ではなかった。デビアスの場合は、右手の相手の左手首を掴み、背後から左腕で相手の左脇の下を通すようにハーフネルソンの状態にして一気に締め上げることで夢を見させることができた。このことからこの技をミリオンダラー・ドリームという。

もし、自分が突然億万長者となったら上記の3つの振る舞いを実践するといい。その時はできる限り成金の派手な衣装が好ましい。
お金は見せびらかして、金満っぷりをアピール、ヒールに徹底することがベスト。
また働かなくていいから暇で仕方がないという場合はプロレスのリングに上がってみるの効果的だろう。

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