本日、神戸ワールドホールであった新日本プロレスの感想です。
本日の対戦カード
本日の対戦カード
<第1試合>
天山広吉 川人拓来 vs 岡倫之 北村克哉
<第2試合>
リコシェ 田口隆祐 タイガーマスク 獣神サンダーライガー 真壁刀義 vs TAKAみちのく エル・デスペラード タイチ 金丸義信 飯塚高史
<第3試合>
YOSHI-HASHI 後藤洋央紀 vs チェーズ・オーエンズ バッドラック・ファレ
<第4試合>
バレッタ vs 高橋裕二郎
<第5試合 IWGPタッグ選手権試合>
ハンソン レイモンド・ロウ vs タンガ・ロア タマ・トンガ vs デイビーボーイ・スミスjr ランス・アーチャー
<第6試合>
マイケル・エルガン 棚橋弘至 vs デビッド・フィンレー 飯伏幸太
<第7試合>
ロッキー・ロメロ 矢野通 石井智宏 vs BUSHI SANADA 内藤哲也
<第8試合>
ウィル・オスプレイ オカダ・カズチカ vs 高橋ヒロム EVIL
<第9試合 USヘビー級選手権試合>
ケニー・オメガ vs ジュース・ロビンソン
試合内容
前半戦の試合内容を各試合ごとに整理してみた。
第1試合
◯天山広吉(アナコンダバイス) 川人拓来 vs ●岡倫之 北村克哉 (アナコンダバイス)
ヤングライオンの中に一人天山。若手の壁か。
アナコンダバイスで決着。
第2試合
リコシェ 田口隆祐 タイガーマスク 獣神サンダーライガー ◯真壁刀義(キングコングニードロップ) vs ●TAKAみちのく エル・デスペラード タイチ 金丸義信 飯塚高史
※タイガーマスク、獣神サンダー・ライガーが田口ジャパンに加入?
飯塚は2階席から登場。もちろんエルデスペラードが首輪の紐を引っ張っている。
リングに10人揃い、コール後に鈴木軍が急襲する。最初タイガーが捕まり、鈴木軍全員に攻撃を受ける。
その後1対1に戻りライガーと出て田口がリングインする。飯塚をコーナにやると三塁コーチャーと化し、腕を回しながら突入指示を出す。最後は自分でヒップアタックをする。
コーナーに登りアピール中の田口のお尻を飯塚が噛む。飯塚のあとにタイチが入り、隠し持っていた木槌で田口を攻撃。
ヒップアタックに対して木槌がお尻に刺さる。ダウンした田口のタイツに木槌を入れる。
どうにか脱出し田口はリコシェと交代。田口とのギャップがいい味を出していた。
タイチ金丸と交代するもリコシェの見せ場で金丸の印象があまり残っていない。
リコシェが真壁と交代し登場する。
TAKAがレフェリーを捕まえている隙に飯塚がアイアンフィンガーで真壁を狙うも、田口がヒップアタックでカット。そしてリコシェもヒップアタック。
場外に落ちた一団にリコシェがプランチャ。その間に真壁がTAKAにダイビングニードロップで決着。
第2試合としては田口がいい味を出していた。あと飯塚が2階席から出てきたのはいいやり方。一階は場外乱闘があればレスラーを近くに感じるが、2階ではなかなか体感することはないので良かった。
タイガーは仕方がないとしてライガー、デスペラード、金丸の印象が薄く勿体無かった。
第3試合
◯YOSHI-HASHI(カルマ) 後藤洋央紀 vs チェーズ・オーエンズ● バッドラック・ファレ
選手のコール中にファレ、リングアナを襲おうとするも尾崎アナは回避。
後藤ファレから始まる。序盤、後藤が捕まる。
G1で後藤がファレに負けていることから因縁めいたものが出るかなという感じだったが、特になし。
ただ、絡みの構図は後藤-ファレ。
試合は最後YOSHI-HASHIがオーエンズに決める。可もなく不可もなしといったところか。
第4試合
◯バレッタ(デュードバスター) vs 高橋裕二郎●
バレッタがヘビー転向に対して、ヘビーの高橋を越えることができるか、高橋裕二郎の査定マッチの流れ。
バレッタが序盤を優勢に進める。高橋裕二郎を場外に落としトペコンヒーロ。
その後、場外戦を繰り広げ、高橋がバレッタに場外鉄柵に落とす。
バレッタと高橋では身長差があるものの、高橋がインサイドワークで上手に戦う。
悲しいかな、中盤ちょっとだれる。
衝撃的なのは場外乱闘が起き、高橋裕二郎がステッキで攻撃。そのあと花道の継ぎ目の金属部分でフィッシャーマンズバスター。
バレットはカウント19でギリギリにリング復帰。
高橋の猛攻が続き雪崩式フィッシャーマンズバスター、東京ピンプスを繰り出すがバレッタが返す。
隙をつきシングルレッグクラッチホールド、パイルドライバーを繰り出す。しかし高橋裕二郎が返す。
最後はハーフネルソンスープレックス、膝蹴り、デュードバスターでバレッタ勝利。
高橋裕二郎の査定マッチということだったが、身長があるバレッタの方がヘビーっぽい。
中盤はだれたが最後は頑張った。
第5試合 IWGPタッグ選手権試合
ハンソン ●レイモンド・ロウ vs タンガ・ロア タマ・トンガ vs ◯デイビーボーイ・スミスjr ランス・アーチャー (キラーボム)
IWGPタッグ選手権試合で3WAYトルネード形式、つまりノータッチルール。IWGPタッグが第5試合でいいのか?
まずKES登場。ランス・アーチャー、入場中に水を含んで吹きまくる。狂気のマーライオンがここにいた。レフェリーにも水を吹きかける。
GDOタマ・トンガはメイクなし。入場は普通。
ウォーマシン登場、ハンソン、ロウ共にリングに上がらず場外から挑発。KES、GOD入り乱れてのっけから場外戦が繰り広げられる。
ある程度暴れたあと、リングに戻り全チーム入り乱れなが戦う。ウォーマシンの二人がトペしようとするところKESが防ぐ。
攻守入り乱れる中、ハンソンがアーチャーとタマ・トンガをコーナに振り分ける、往復の対角線ラリアット。
ハンソンがコーナーに登ろうとするところアーチャーが引き摺り下ろし、アーチャーがコーナーに登り拝み渡り。中には戻らず場外で争っているところにプランチャを実行。
アーチャーがフラフラ花道を逃げるトンガにブラックアウトをしようとするもカット、逆にゲリラ・ウォーフェアで沈める。
同時にリングサイドでは机の上にスミスが寝かせられ、ハンソンが上から降ってくる。
テーブルは潰れ、スミスがテーブルから離れるとスミスの体の形でテーブルにベッコリ穴があく。
KESが二人ともダウンしたのでウォーマシンとGODの戦いに。タンガ・ロアのへッドバット、タマ・トンガのフロッグスプラッシュと畳み掛けるも決まらず。
反撃にでた130kgのハンソンがトペを繰り出す。そしてウォーマシンがタンガ・ロアにフォールアウト!
カウントを入れようとしたレフリーを復帰したスミス引っ張りカウントを阻止。
エプロンサイドにいたハンソンが突き飛ばされ、いいところに置いてあったテーブルの上に落下する。
最後はKESのキラーボムでロウを沈めKESが勝利!IWGPタッグ王者に返り咲く。
前半戦
ダブルヘッダーと考えれば前半戦は3WAYトルネードといった形がよく生きていた。どこかWWE的な香りもした。
ただIWGPタッグが第5試合っていいの?
本当にダブルヘッダーとしてのマッチメイクかもしれない。
というのも、メインがオメガvsロビンソンのUS王者戦である。もう一つのタイトルマッチがこのIWGPタッグ。
そう、タイトルマッチの出場者が全て外国人選手になるということ。
おそらく新日本としてはオメガに続く外国人選手を盛り上げようとしているのかもしれない。タッグ屋については現在のところ中心だろう。ここに完成度の高い日本人タッグチームが絡めばより面白くなるだろう。本間がいたらGBHが絡んでるんだろうな。
Leave a Reply